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手術は終了、人生はこれから

インプラントの外科的な治療が終わった時点で、歯科医院の仕事の大半は終了です。

後は、その医院で治療した患者さんが定期点検(敢えて検診とは書いていませんが)に訪れるので、そのケアをします。

それを考えれば、インプラントの治療に終わりはないと言う考え方もありますが、やはり人工歯を装着した時点で、主役はインプラント人工歯の持ち主本人に変わります。

インプラントの歯を維持して行くという点ではやはり毎日のケアが肝心なので、その意味での主役でもありますが、それ以上にインプラントによるそれまでの不自由の解消と言うことを自分自身の身体で体験し、その素晴らしさをじっくりと、一日24時間味わっていくことの主役でもあります。

そこに至るまでの間は、歯がなかったか、あるいは入れ歯やブリッジという形での義歯装着をしていたわけですから、当然それに伴う不自然な行為、すなわち歯のない部分、例えば左の奥歯がない人は左側ではほとんどものを噛まないようになっているなどの「不自然」な動作がほとんど無意識に行われるぐらい「自然」になっています。

このようなことがもう必要ないのだと言うことを感じるだけでも、心もちが大きく変わります。

食事は一日三度の恒例の行事です。

この食事を行うたびに何らかの不自由を感じ、不自然な動作を必ずしていたのがなくなると言うことは、大げさでなく革命的な出来事なのではないでしょうか。

まさに、歯科医院で治療は終了したけれど、インプラント治療を施すことによって得られる新しい人生は、これから始まると言って差し支えないのです。

前歯のインプラントでしたら、少し微笑んだだけでも歯を人に見せたくないという意識が働いていたのが、それから解放されるのです。

奥歯のインプラントにしても、これからは平気で大口を開けて呵々大笑することも出来るようになります。

笑うという行為は人生に潤いを与えてくれるものですが、それに制約があるのとないのとでは大きな違いがあると言わざるを得ません。

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