第3の歯

歯を失ったら、差し歯や、部分入れ歯、総入れ歯、あるいはブリッジという治療方法が従来から行われてきました。

しかし、それぞれ一長一短ある治療法です。

歯を失うと言うこと自体がすでに自然な姿ではない(ある意味自然な姿であるとも言えますが)ので、そこに不自由が伴うのは仕方がないと誰もが思うのですが、やはり若かった頃のように自分の歯でしっかり噛んで味わってものを食べたい、あるいは人前で口を隠さずに笑いたいと言う願いは、歯を失った人なら誰でも持っているものです。

多かれ少なかれ、歯を失った場合は治療を受けます。

治療を受けずに歯を失ったまま放置する人もいます。

特に失った歯の数がまだ少ない場合などはそうする人も多いかも知れません。

しかし、失う歯の数が増えてくるにしたがって、治療なしでは済まなくなります。

食事とは、一日三度は行う日々の「行事」であり、そこに不自由があると、一日に三度はその不自由を思い知ると言うことです。

これは十分すぎるくらいに頻繁な「不愉快」であると言えます。

そして、行われる治療が前述の差し歯、ブリッジ、部分入れ歯、総入れ歯等でした。

ところが、二十世紀終わり頃から、すなわちここ二十年ほどの間に、「インプラント」という新しい治療法が行われるようになってきました。

インプラントとは、すなわち上あごや下あごの骨に人工の歯根を取り付けて、その上に人工歯を被せるという治療法です。

このインプラントの治療を行うと、(これは経験者でなければわからないことですが)まるで自分の歯で食べているように自然な使用感が得られるのです。

そのため、インプラントの歯は、乳歯、永久歯に続く第三の歯とも呼ばれ、その自然な噛み心地が多くの人に伝えられるようになりました。

ここでは、このインプラントについて、興味があるけれど不安があると言うような方や、是非試してみたいけれどどこに問い合わせたらいいのかわからない、と言うような方のために、わかりやすくご説明します。