検査

インプラント治療を行うために歯科医院を訪れると、まず初回に上下の歯列模型の採取や、口腔内の写真撮影、上あごおよび下あごのレントゲン写真の撮影などを行います。

これは、何はなくともなければならない資料ですので、まず初めて来院した際に行われます。

そして、治療を受ける本人の希望を聞きます。

少し様子を見ただけで歯科医の方から「こうしなさい」と言うことは通常ありません。

インプラント治療というのは大がかりな治療であり、手術と言って良いものですので、本人の希望に沿う形で治療やカウンセリングを行います。

治療を受ける本人の希望というのは、例えば「予算」、「治療期間」、そして最終的に到達したい状態などです。

最終的に到達したい状態というのは、最低限必要な要素(歯の再現、適正な噛み合わせなど)だけで良いのか、あるいは見た目にも美しく仕上げるのか(特に前歯など)、等々です。

もちろんこれ以外にも打ち合わせるべき事柄は沢山ありますが、まず初回は大まかなご希望を聞くことになります。

歯科医は、失われている歯の本数や、残っているあごの骨の量(厚さ)、あるいは予算などを検討して、噛み合わせや治療後のメインテナンス等も考えながら、どの位置に何本のインプラントを行うか、付随する治療(例えば歯槽膿漏の治療など)等も考慮して治療計画を立てていきます。

そして、インプラントの場合は手術も複雑になりますので通常はCT撮影を行い、それによって得られる三次元的画像を使って、インプラント埋入手順のシミュレーションを行って治療を受ける本人にも何をするのかをしっかりと把握できるようにします。

まずはこのような治療前の説明を丁寧に行って、治療を受ける本人のコンセンサスを得ることを大切に考えています。

このようにして、治療計画を立てるのですが、この実際的な計画のための話し合いの他に、現在の身体のコンディションや既往症などの問診が行われます。

希に、インプラント治療不適合というケースもあるからです。

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